住まい相談社案内

(有)住まい相談社について

住まい相談社を立ち上げる時、一番悩んだのは会社の名前を何にするかでした。

会社の命名は創業者の思いがこもっていなければならないというのが私の考えです。

 

世の中に無数にある会社の名前はどうやって付けているのでしょうか。

お料理やさんの名前などはなるほどという感じのものが多いですね。

出身地の地名などが入っていると出される料理などもなんとなく想像できるものです。

 

ある人曰く、ア行にすればタウンページの最初に載るから問い合わせも多いとか

やっぱり、横文字の親しみやすい名称が良いとかいろいろ助言してくれました。

 

あるとき、用事があって区役所にいったところ、なにやら人だかりがしています。

お年寄りが多かったと記憶してますが、大きな机の前で係員が応対しています。

その後ろには大きな字で○月○日住まい相談○○等と書かれた看板が出ていました。

その時、はっと、気づいたのですがこれほど住まいに関して悩んでいる人達がいる。

実は住まいの悩みというものは人そのものの問題なのだなということに気がついたのです。

 

私は創業の際はすでに57歳で家業の会社をやめ

リストラまがいにこの職業を選んだのですが経験不足が不安でした。

しかし、区役所に集まって悩みを相談している人を見て、

住まいの問題は人そのもの問題なのだと気がついたとき、

三十数年間、家業で培ったことが経験がきっと役にたつと確信したのです。

よし、それならとこのことを心に刻むため、この文言を自分の会社の名前に取り入れました。

 

なれてくると結構いい名前だったと気にいってますが、お問い合わせの方々は

『住まいの相談社』といってくる人が多いようですね。

私にとっては『住まい相談社』でも『住まいの相談社』でもどちらでも良いのですが、

お客様に親しみをもって戴けたらいいなと思っています。

 

 

★  後書き 

現在の日本は高度経済成長時代や大量消費時代を経験して

忘れさられたものの復活を追及し始めているように感じます。

例えば、座ったままでできる調理台とか冷蔵庫なども野菜室を真中にする等、

いわゆる消費者の視点に立った物の見方や製品開発が行われています。

私も創業時以来、目の位置を常にそこへ保っていたいと思っていますが

長くなるにつれていつの間にか業者の目になっているなと言うことを感じます。

そこで、皆様に今の町の不動産業のあるべき姿は

どうあるべきかご意見をお寄せ戴きたいとおもいます。

皆様のご意見やアドバイスを当社の運営に反映し参考にしたいと考えます。

どうぞよろしくお願いいたします。